• 費用、腫れ、痛み
  • 失敗、医療ミス、医院選び
  • 保証、出血、違和感
インプラントと聞くと
「不安だな」とか、
「なにかリスクやトラブルや問題はないのかな」と
思ったりすることもあるかと思います。

皆さんに、少しでも
安心していただけるように

インプラントのDemeritMerit
ご説明します

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インプラントのデメリット

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    Demerit手術が必要

    入れ歯治療やブリッジ治療などの一般的な歯科治療とは異なり、外科手術が必要となります。初めての外科治療となる方には不安で恐怖心を抱く方も多いでしょうし、大きな勇気と決断が必要になると思われます。ただ、施術中はきちんと麻酔などを行いますので、痛み無く処置を終えることが出来ます。
    患者さんの体調や体力も考え、基本的には午前中に施術をさせていただきます。術後については、必要に応じ化膿止めや痛み止め等も処方しますのでご安心ください。

  • 治療期間:骨が十分にある場合は4ヶ月程度、骨造成が必要な場合はさらに3〜9ヶ月程度

    Demerit治療期間がかかる

    インプラントが、骨と結合するのに2ヶ月から6ヶ月の時間が掛かります。
    それに加え、骨量に応じて骨造成が必要である場合、更に時間が必要となります。
    歯科医療の中でも、初診受付から完了まで時間が掛かる治療で、詰め物や差し歯を作る感覚に比べると大変長く感じるかもしれません。骨合成術が必要である場合は時間が掛かりますが、インプラント体(人工歯根)を入れて粘膜が治癒し、骨と結合するのみであれば、その間に他に虫歯の治療があれば治療していきますし、定期的に予防メンテナンスに通って頂ければ、さほど気になることはないかと思います。

  • 歯周病にならないようにしっかりとメンテナンスを

    Demerit予防メンテナンスが必要

    インプラントの人工歯そのものが虫歯になることはありません。しかし、その部位が歯周病にかかることがあります。天然歯と同様に、歯周病菌には要注意です。せっかく入れたインプラントです。ご自分の残存歯と共に、定期的に歯科医院で歯周病治療(歯周治療)とメンテナンスを行い管理して、長持ちさせていただいたほうがいいかと思います。インプラントには銀歯と同じように神経がありませんので、異常があっても気付きにくいこともあります。虫歯だけでなく、歯肉や歯茎の炎症(歯周炎)にも気を使いましょう。また、抜歯済み部位や手術後の粘膜の歯磨きについても、歯科衛生士より適切なアドバイスをさせていただきます。

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    Demerit保険は効かないので
    費用が掛かる

    入れ歯やブリッジなどの治療法は保険適用となりますが、インプラント治療は基本的には保険が効きません(保険適応外治療)。保険適応外の自費診療(自由診療)の部類となります。そのため手術費も含めると、保険診療(保険治療)より治療費用が大きく治療費がかかるという欠点はあります。しかしインプラント治療に掛かる医療費は医療費控除の対象にはなりますので、是非活用されればと思います。

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    Demerit失敗するリスクがある

    インプラント治療は、外科的手術ですのでリスクはどうしてもあります。経験が少ない歯科医師や格安のインプラントには不安はあります。レントゲンだけで歯科用CTが設置されていない歯医者も、治療内容の安全性レベルが低いかも知れません。反対に、経験豊富で、セミナーや学会で研鑽を多く積んでいる歯科医師であれば、ほぼ失敗のリスクはないと言えるので安心してもらえるかと思います。

  • 脳梗塞、重度糖尿病、心臓病、骨粗しょう症

    Demerit全身疾患を抱えている方は
    注意が必要

    心臓病、脳梗塞などで、外科処置が難しい方、重度の糖尿病や骨粗しょう症の場合、どうしても骨との結合が良くない場合があります。
    糖尿病であればHbA1cの数値が6.5以上はインプラント治療には向いていません。出来れば、6以下に下げてからが好ましいです。

    骨粗しょう症の場合は、顎骨との結合する時間が多めに要することが多いです。ただそれだけであれば問題なくインプラント治療を行うことが出来ますが、骨粗しょう症で、ビスホスホネート製剤を使用されている場合は、インプラント治療に限らず親知らずの抜歯などの外科手術などの治療方法も感染し骨壊死を起こす可能性がありますので避けた方が好ましいです。このようなご病気をお持ちの方は、口腔外科のある病院や大学病院の先生にご紹介することも可能です。

    わからないことはお気軽にご相談ください

  • 顎の成長が終わる18〜20才以降インプラント治療が可能

    Demerit子どもは出来ない

    顎が成長仕切ってない子供には、歯列矯正とは逆にインプラント治療は向いていません。顎の成長が終わる18~20才以降が、インプラント治療を行うことが出来る時期となります。例えば、15才くらいで、転んで歯を折ってしまい抜歯が必要になった場合、抜歯後、骨造成までは出来ます。インプラント治療を行える時期になるまでは仮歯で過ごして頂き、それからインプラント治療を行うこととなります。

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    DemeritMRIによる影響は
    あるのか?

    これはよく聞く質問で、デメリットと思われがちなのですが、実際はインプラント体はMRIの影響を受けることはありません。
    MRIは、巨大な磁石なので鉄などの強磁性体はアーチファクトなどの影響が少し懸念されます。しかし、インプラント体はチタンで、チタンは弱磁性金属ですので心配はいりません。
    ただ、インプラントオーバーデンチャーなどの上部構造の材料に磁石を使用されるクリニックもあります。この場合は注意していただきたいです。
    当院では、インプラントオーバーデンチャーに使用する場合、磁石ではなく、ロケーターと呼ばれるプラスチックの材料の維持装置を使用していますので、安心してもらえるかと思います。

インプラントのメリット

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    Merit失った歯を取り戻せる

    歯が折れてしまった、大きな虫歯で歯を保存出来ない状態になってしまった場合に、隣接する歯に、負担を掛けたり、削ったりせずに、単独で天然歯のように失った歯を取り戻せる。

  • 部分入れ歯の場合、隣の歯に負担が…

    Merit他の歯に余計な負担を
    掛けない

    歯を失う原因の一つとして多いのが、食いしばり、歯ぎしりなどの過剰な力により、歯を失ってしまうことです。
    ブリッジや部分入れ歯などの治療方法のように、周囲の歯に失った分の力も掛かってしまうと、図のように負担が掛かりすぎて、ダメージが蓄積されその歯の寿命は短くなってしまいます。しかし、周囲の歯に余剰の負担をさせないようにインプラントで噛めるようになると、周囲の天然歯が長持ちするようになります。また、歯のバランスが崩れたままにしておくと歯並びが悪くなってしい、その後咬み合わせが悪くなっていき反対側の歯にも影響が出てしまいます。特に第一大臼歯は噛み合わせにおいて重要な機能性を持っていますので、症状のある方は早めに検査しましょう。

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    Merit見た目が綺麗

    部分入れ歯の場合、残っている歯に金属のバネを掛けるタイプが一般的です。しかし、この銀色のバネは見た目が良くないので、嫌がられることが多いです。保険診療ブリッジも基本的には銀歯なので同様に気にされる方が多く、女性には特に気になる問題ですよね。インプラントで使用されるセラミック冠は、素材がセラミックで、天然歯とあまり変わらない綺麗さを取り戻せます。インプラント体(人工歯根)とセラミック冠を繋ぐアバットメントという器具も、外からは全く見えません。ですので、前歯で施術しても審美性は十分です。言わなければ、周りの知人にも気付かれないレベルです。

  • Meritきちんと噛める

    ご自身の天然の歯とほぼ変わらなく、奥歯できちんと嚙めるようになります。ご家族やご主人とのお食事が楽しくなるはずです。

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  • Merit違和感がない

    友人や家族に聞いてもらえると入れ歯とはどんな感じか実際の感想を聞かせて頂けると思いますが、インプラント治療は入れ歯(義歯)のような不快感や違和感がないため、自分の歯に似た感覚で使えます。変な感じや、気持ち悪さがないのは嬉しいですね。

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  • Merit話しやすい

    入れ歯のような違和感、不快感がないため、話しやすくなります。お仕事で人と話す方には重要です。

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将来の価値
デメリットとなる意見もいくつかあるインプラント治療ですが、それ以上にメリットが多くあります。
当院でも、メリット、デメリットを患者さんにお話ししますが、多くの患者さんのデメリットで気にされることは、健康保険が適用にならないため自費診療となり手術代を含めた治療費用(料金)が大きくかかることと聞いています。ただ将来的に、そのインプラント治療に掛かる費用以上に、ご自身の歯を長持ちさせ「美味しくご飯が食べたい」とか「ずっと健康でいたい」と思われる場合、その方にとってインプラント治療という選択肢は大きな価値が出てくるのだと思われます。
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